やまの Kindle 音声レビューチャンネル

耳読書スペシャリスト|Kindle作家 & 評論家|書籍 レビュー 563 冊|耳読書で読書好きを量産する|25年のうつ体験|目が疲れて全く読書ができない|読者習慣ゼロ|耳読書に出会う|1年半強でKindle 798 冊読了|耳読書のお陰で紙書籍も読めるように|お仕事依頼はDMまで|#Lectio 0 期生

初心者でも自律神経を調整することで生産性が上がる本を紹介します!

 

自律神経はどこまでコントロールできるか?

自律神経はどこまでコントロールできるか?

 

 山田和広です。この本を紹介出来ることに、わくわくしています。この本は、私の尊敬する著書 菅原洋平先生の本です。菅原先生は、作業療法士で私の通っている神田べスリクリニックで睡眠外来を担当しながら、全国を回り、主に睡眠に関する研修をされている方です。

この本でも出てきますが、私は菅原洋平先生の「毎朝晩ふくらはぎに温水冷水のシャワーをする」という自律神経療法で、うつが劇的によくなりました。

 

mountainpeace7.hatenadiary.jp

 自律神経を「ふくらはぎシャワー」で整え、体調が良くなったので、菅原先生の「自律神経」について書かれた著書を読みたいと思いました。

著書から私が感動した箇所を紹介していきたいと思います。

【目次】

1 小さな子供は泣きわめくことで、自律神経を調整していました

2 40歳を超えると、疲労回復に甘い物ではなく、ミトコンドリアを増やすことだと知りました

3 まとめに

【1 小さな子供は泣きわめくことで、自律神経を調整していました】

小さな子どもの様子を思い浮かべると、分かりやすいと思います。外出をしたり来客があると子どもの脳は、普段と違うことに興奮します。その興奮が冷めやらないまま夜を迎えると、今度はいきなり泣き叫んだり、わざわざ親が嫌がることをして注意されると大泣きすることがあります。

そんなとき親の立場では、「勘弁してくれよ」とげんなりしてしまいますが、案外子どもは大泣きした後はケロッとしてすんなり眠ります。これは自律神経の仕組みによって泣いたことで、子どもの脳がこれから眠れるように、急激に鎮められたからです。(記事より引用)

睡眠と自律神経の働きが観察しやすい現象としては、体温の放熱があります。ぐっすりと深く眠るには、のちほどお話しする深部体温が眠り始めに急激に下がることが必要です。交感神経の働きにより、深い睡眠に入るように汗腺の働きを高めて汗をかき、内臓の温度を体の外に放出しています。 さらに、指先など末端の動脈を拡張させて皮膚からの放熱も促進します。そういえば、赤ちゃんや小さな子どもの手足が温かくなると、親は「この子はそろそろ眠くなっているのだ」と判断します。それは交感神経の働きによって、体温が外に逃がされているのです。(記事より引用)

 赤ちゃんや小さな子供は眠たくなると、足裏が温かくなります(^^)大人もそうですが。

私の3歳の息子も、眠る前に足裏が温かくなり、「これは寝るサインだな」と足裏を触るとわかりました。

また、お昼寝をする直前、ギャーギャーと泣きわめくことがあります。今までは眠りたいのに、上手く眠れないからストレスで泣いているのだと勘違いしてました(^_^;)

息子の自律神経が働き、興奮してしまった交感神経を鎮めるために、敢えて激しく泣き、交感神経を高ぶらせることで、反動で副交感神経優位になるように、本能的にしていたんだと、この文章を読んで納得しました。

3歳の息子がしていた本能的な寝るための自律神経の調整をしていたんだと知って、より愛おしく感じました(^^)

【2 40歳を超えると、疲労回復に甘い物ではなく、ミトコンドリアを増やすことだと知りました】

お次はこちら。私はこの文章を読んで、食事中、食べたら都度箸を置く習慣をつけようと思いました。

40歳以降は、甘い物を食べるよりミトコンドリアを増やす方が、自律神経の働きに負担をかけずに済むので、疲れていると感じたときには、甘い物を食べ続けるのではなくミトコンドリアを増やすことを考えましょう。

 これまで食事中によく嚙みなさいと言われても、なかなか継続しなかったのではないでしょうか。嚙むことのように、自動化されている動作を意図的に変えるのはとても難しいことだからです。 そこで試してみていただきたいのが、食事中に箸を置くことです。食事をしているときに、あなたは箸を置くことができますか? 振り返ってみると、特にコンビニのお弁当などを食べているときには、一度も箸を置かずに食事を終えることもあると思います。 嚙んでいるときに箸で別の食べ物を用意し、また口に運ぶ。このペースで嚙む回数が減るのです。試しに箸を置いてみると、自然に嚙む回数が増えます。今までなんでそんなに急いで食事していたんだろう? と気づく人もいるかもしれません。(記事より引用)

現在私は38歳、40歳以降は甘い物を食べても、それが疲労回復のエネルギーには若い頃に比べ代謝が落ち、中性脂肪が増えることに繋がってしまうそうです。どおりで私の下っ腹は、動いている割にはだらしなく出ている意味がわかりました(^_^;)

解決策としては、ミトコンドリア、筋肉を増やすことで、代謝を上げれるそうです。身近でミトコンドリアを上げれる習慣として、著書では、「食事中、都度箸を置くこと」を推奨しています(^^)

箸で次に食べるものを挟まないだけで、噛む回数が増え、ミトコンドリアを増やせるそうです。早速、明日から、挑戦します!

まだまだ紹介したいことはたくさんありました。今回Kindleでこの著書を読み、「コピー」をする形で引用させて頂いてたのですが、「コピー文字制限」を超えてしまいました(^_^;)今回はこの辺でまとめに入りたいと思います、すみません。

【3 まとめに】

今回著書を読んで、自律神経の仕組みがとても良くわかりました。自律神経を整えることで、自律神経が交感神経と副交感神経を交互にバランス良く使い分けてくれ、自律神経の仕組みを知って上手く活用することで、パフォーマンスや生産性が上がることを知りました。

私自身、「ふくらはぎ温水冷水シャワー」をすることで、「自律神経」が調整され、体調が劇的に改善したので、引き続き「自律神経」については、知見を拡げていきたいと感じました。

自律神経が調子悪い方も、そうでない方も、自律神経の仕組みを知ることで、自分の身体と仲良くなり、パフォーマンス、生産性があがるのに役立つと思います。興味がある方はお読み頂くことをおすすめします。